Casual Duel Consideration

遊戯王のカジュアル環境やデュエル動画についての考察記事を書いてます。

デュエル動画投稿

皆様ごきげんよう、レオオオオオです。

前回の記事「

エクシーズ召喚登場後のカジュアル環境の変遷 其の参 - Casual Duel Consideration

」にてエネルギーを消費しすぎたので今回は短めにお送りしたいと思います。

 

前回記事や私のTwitter等で言及していたとおり、デュエル動画の撮影・投稿を行いましたので、それについてのお話です。

 

こちらが投稿した動画になりますので、本記事を読む前に是非ご覧頂ければと思います。

 

 

動画投稿にあたって

いかがだったでしょうか。ご意見等あれば是非ご投稿下さい。

さて、今回の動画撮影にあたり、以下のような活動理念・コンセプトを設定致しました。

 

・動画理念

視聴者の負担を極力減らし、デュエル内容を快適に伝える動画づくり

 

・動画コンセプト

1.カードの説明、効果の処理を出来る限り丁寧に行い、動画画面を見ていなくても、音声だけでデュエルの大まかな進行が視聴者に伝わる動画

2.ルールミス・ライフ計算ミス等を排斥し、デュエル動画作品としての完成形を視聴者に届ける動画

 

そして、上記理念・コンセプトに則り、撮影時に意識するよう設定した動画内ルールが以下のとおりです。

・カード名は初登場時は必ず正式名称を言うこと。2度目以降は過度でない略称は可とする。(1回目:「召喚僧サモンプリースト」、2回目は「サモンプリースト」等は可、「サモプリ」は不可)

・効果の発動、コスト、対象、チェーンの有無、表示形式、わかりづらいテキストの差の名言。(例:「除外から戻す」と「除外から特殊召喚」の差など)

・不快音を伴う過度な手札シャッフルの禁止及び、デュエル開始時を除く相手へのカット要求の禁止。(デュエル進行のテンポを損ねない為の措置です)

・《カードガンナー》《強欲で謙虚な壺》《手札抹殺》等で公開されるカードも全て名言する。(お互いに行う場合はOCGルールに則りターンプレイヤーから)

・撮影開始前にお互いにお互いのデッキ・エクストラデッキを確認し、テキストの確認と発生し得る状況をある程度想定し、事前に必要となりそうな裁定を確認する。

・相手のデッキの展開や基本戦略について、過度に言及することの禁止。(視聴者が知る楽しみを損ねない為)

・ライフ計算役の者を含め、通常のトークは可。(当然といえば当然ですが、上記を意識しすぎて場の空気が殺伐としないための確認)

・相手から優先権が移った場合、発動の有無に関わらず必ず反応を返す。(チェーン確認等によってテンポを損ねない為)

・フィールドにカードをセットする場合、モンスターなら「モンスターをセット」、魔法・罠なら「カードをセット」と宣言する。

・《大嵐》《死者蘇生》《サイクロン》《聖なるバリア-ミラーフォース-》《激流葬》等、所謂「汎用カード」についてはテキストの説明は特に不要。(基準が少々曖昧なので、今回はデッキ確認の際にテキスト説明の不要なカードも選定しました)

・テキストを説明する時は、その時必要なもののみ行う。(例:《巌征竜-レドックス》の「手札・墓地のこのカードを特殊召喚する」効果を使用する場合、「墓地から地属性の(カードA)と(カードB)を除外して、《巌征竜-レドックス》の効果を発動、自分フィールド上に(表示形式)で特殊召喚。」だけ言えばよい)

・カードの接触音を低減するため、無地のプレイマットを敷く。(イラスト付きのマットでは人によってカードが見えづらくなる懸念があるため)

 

これらを意識した上で撮影前に暫く練習を行い、互いにある程度慣れ出してから撮影を開始致しました。

 

動画投稿の目的

今回、動画投稿を行った理由は主に2つあります。

1.上記コンセプトの動画がどの程度の需要・人気を得られるのかを調査するため。

2.動画投稿を志す人に「この程度の活動理念・動画コンセプト・動画内ルールを決定した上で撮影を行うとこの程度の動画が出来る」ということを示すため。

 

1については書いてあることそのままなので特に言及すべき点もないかと思います。

今回上記のようなコンセプトを設定した理由としましては、「私が普段デュエル動画をそのように見ている」からです。

投稿者様各位にとっては大変失礼な話かと思いますが、私は集中力が余り持続せず、デュエル動画を流しながら手元ではデッキの構築や一人回しをする、という事が非常に多いです。

私のような人がどの程度いるのかは存じ上げかねますが、そういう見方をする私にとって、いわば一番都合のいい・再生意欲をそそられる動画が「画面を見なくても理解できる動画」であった、というわけです。

 

2については、過去に「デュエル動画を投稿するにあたっての心構え」について記事にした事があり、それを私自身が実践して示す、という意味合いが強いです。

どのようなコンセプトを掲げて動画を撮影するかによっても多少変わりますが、事前に上記の理念・コンセプト・動画内ルールを設定した動画が、このくらいの出来になり、このくらいの再生数・コメント数・マイリスト数(≒評価)を獲得できるという大まかな指標だと捉えて頂いて構わないと思います。

特に、かつての私のように「あるデュエル動画に感銘を受けて動画撮影を志した」という方や、「現在動画を投稿しているが評価が芳しくない」という方には是非意識して頂いて欲しいです。

この動画がこの程度の評価を受けたということは、貴方が感銘を受けた動画はどのくらいの努力をしたのでしょうか。

勿論、動画が評価されるにはデュエル内容以外にも編集、投稿時間、宣伝、運など様々な要素が混在していますので、一概にいうことはできません。

では、高い評価を得ているデュエル動画様が今の位置にいるのはどうしてなのか、ということについて、しっかりと考え直してみてはいかがでしょうか。

 

一応の比較対象として、私が4年前に投稿していた動画をこちらにご用意しておきます。

冒頭のものとこれを見比べ、4年前と今では何が違うか、どちらにどのような特徴があるか、4年前の動画の理念・コンセプトは何であるか、自分はどちらのほうが好みであるか、等を見比べてみるのも悪く無いかと存じます。

 

撮影・編集・投稿を行ってみての感想

最初に思い浮かぶものとして、反省点が2点ほど。

《椿姫ティタニアル》のテキストの説明が入っていなかった点と、光の反射で一部カードが見えづらかった点です。

撮影後にその場でざっくりと観直しは行っていたのですが、その時点では気付くことができず、大変申し訳ありません。

撮影中の感想としては、テキストのどこからどこまでを言うべきか、発動条件や誓約効果などはどのように扱うべきか等、撮影を行っている間も試行錯誤を重ね、今回のような結果となりました。撮影日までに対戦相手の方と十分な意見交換を行う事ができなかったためそのような形となってしまいましたが、今思い返して見ると、実際にプレイしながら考えたほうがより分かりやすくその場で実践することができたので、そういった意味では悪くなかったかと思います。

動画編集については、私自身ほぼ経験のない素人であったため、一部カットやBGM挿入などの最低限の編集以外は行わなくて済むよう、撮影前からある程度準備していた甲斐もあり、大きな手間とはならなかったのでこちらも悪くなかった、といったところでしょうか。

ただ、やはり勝手がわからない事もあり、最低限の編集だけでも時間はそこそこ費やすことになったので、これについては編集ソフト回りの勉強不足ではあったと思います。

デュエル内容はお互いに少々プレイングの甘さが見られる場面もありました。それについては今後の課題ではありますが、プレイ中は少々言葉に詰まったり等もあったものの、久しぶりの撮影でありながらお互いにそこそこリラックスしてプレイが行えたので、事前に入念に練習を行ってから撮影を開始したのが活きたと思います。

全体としてはそこそこ満足のいく内容に収まったと感じております。

 

あとがき

このブログを見て下さっている方が、私の動画を見てどのような反応をするのか、楽しみでもあり不安でもあります。

私としても4年ぶりの動画でありますし、ブログでデュエル動画について様々な考察をしてきた以上、皆様に対して生半可な出来の動画は見せられないし、私自身今回の動画に妥協は一切入れたくなかったので、私の力を出来る限り注いだつもりですが、皆様の目にそれがどのように映るでしょうか。

「面白くない」という意見もあるかもしれませんが、少なくとも私自身は語りや編集による面白さの演出をあまり考慮していないので、そう思われた方はデッキ内容やデュエル展開にご満足頂けなかったのではないかと思います。

先程から申し上げている通り、コンセプトは「見やすさ、わかりやすさ」であるので、どこが見やすかった、わかりやすかった、こうしてくれるともっとよかった、といったご意見を頂ければ、私としては大変有り難く思います。

皆様のご意見をお待ちしております。

それでは。