Casual Duel Consideration

遊戯王のカジュアル環境やデュエル動画についての考察記事を書いてます。

コナミカードゲームステーション訪問録

こんばんは,レオオオオオです。

先日、友人に誘われ「コナミカードゲームステーション」へ行って参りました。

今回は普段の記事とは少々趣向を変え、同施設の訪問録という形にしたいと思います。

 

カードゲームステーションの概要については 以下のリンクよりそちらのWEBサイトを参照して下さい。

コナミ カードゲームステーション | KONAMI

 

まず、本施設は通常のTCG専門店等とは異なり、コナミカードゲームIDの会員のモニタリングを行うための施設です。

従って、入場するためにはコナミカードゲームIDへの登録が必要となります。

TCG専門店等で開催される公認大会への出場経験がある方はご存知かと思いますが、以下のようなIDカードがあり、入場の際にこれを提示します。

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またIDカードだけでは意味がなく、ハガキ・PCサイト・携帯電話の何れかから本人情報を登録しておく必要があります。

IDカードを持っていない、登録を行っていない人も、入り口にてIDカードの発行と登録用パソコンの利用ができるのでご心配なく。

 

さて、入場の際、受付で利用規約書の配布及び規約の確認、アンケート用紙&来場スタンプ券の配布が行われます。

モニタリング施設ということで、利用するにあたり通常のTCG専門店より少々厳しめの規約があります。

というと少々身構えてしまいがちですが、非常識的な行動を行わない限りは基本的にOKです。

強いて挙げるのであれば、施設内での食事及び休憩スペース以外での飲料の禁止や、近親者を含めた一切のトレード行為が禁止されている点でしょうか。

尚、スタッフの方曰く、コナミ直営施設という事もあり、入場時に配布されるアンケート用紙に記入した内容はかなり影響力が高いとの事ですので、受け取った際には真面目に回答すると商品開発の参考となるかもしれません。

また、以下の来場スタンプ券というものも同時に配布されました。

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スタンプ券期限内にコナミカードゲームステーションに来場、ステーション内イベントの参加、ステーション内での商品購入を行うとそれぞれにつきスタンプを1つ捺印され、スタンプ6個と12個を獲得した際にそれぞれ粗品が贈呈されるとの事です。

粗品が何であるかは気になるところですが、スタンプはそれぞれ1日1回しか捺印されないため、1日で集められる最高数は3つ、12個貯めるには最低でも期限内に4回来る必要がある、ということなので、近辺に居住している人や通学等でよく近辺に訪れる人でない限りは少々敷居が高そうです。

余談ですがスタンプ券のデザイン、もう少しKONAMIらしさを出してもいいんじゃないでしょうかね。

 

さて、受付を済ませ入場すると、会場内は以下の図のような配置になっています。

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入口脇のコインロッカーは、投入した100円が解錠時に返却されるタイプのものであるため、荷物がかさばる人も気軽に利用できます。

モニタリング施設というだけあってか施設の大半は遊戯王カードプレイ用のテーブルになっております。

机同士の間隔も広く、椅子も結構しっかりしているため、快適に利用できます。

また少数ではありますが、遊戯王OCGの拡大イラストや漫画遊戯王執筆者のサイン、不動遊星のDホイール、グッドスマイルカンパニーから発売された《青眼の白龍》のフィギュア(7万円程するやつです)、販促用ポスターの展示等がありました。

残念ながら展示品の写真撮影は禁止されていたのでありません。

イラストは12枚程あり、今回は《星読みの魔術師》《時読みの魔術師》《クリフォート・ツール》《邪竜星-ガイザー》《DDD烈火王テムジン》《DDD疾風王アレクサンダー》《DDD怒涛王シーザー》《DDD死偉王ヘル・アーマゲドン》《DDケルベロス》《エルシャドール・シェキナーガ》《神の忠告》《E・HERO シャドー・ミスト》が展示されていました。

 

その他、休憩スペースに併設してあるOCG商品販売カウンターにて、現在発売中のパックやスリーブ、書籍等を購入することができます。

カウンターに置いてある最も古いパックは「CRIMSON CRISIS」だったんですが、後で調べた所第6期シリーズは既に絶版であるようなので、絶版商品も在庫があるうちは販売しているようですね。

 

さて、今回ここに来た一番の目的は、この日開催される公認大会に参加する事でした。

普段カジュアル環境で遊んでいる私ですが、以前からトーナメント環境への興味はあり、トーナメント環境向けのデッキを1つ構築していたのでそれを用いて出場しました。

使用したデッキは【光天使HERO】、レギュレーションは【スタンダードデュエル】、参加者は総勢40名以上という結構な人数でした。

流石にこの人数から優勝者を決定する事は時間的な都合から困難であるため、(恐らく)スイスドロー形式の3回戦という形になりました。

 

気になる対戦結果は…

【紋章獣】○○

【ヴェルズ】××

【白黒シャドール】○○

でした。

【紋章獣】については相性もさることながら、1試合目先攻初手から《光天使セプター》《光天使スローネ》の流れが綺麗に決まったり、相手の手札が芳しくない事も相まって特に問題無く勝利できました。

僕が以前公認大会に【紋章獣】で出場した経験があり、対処方法についてよく知っていた事も勝因でしょうか。

最後のほうは半ば申し訳なく思いながら《M・HERO ダーク・ロウ》によるビートダウンを行っていました。

【ヴェルズ】については完全にメタ外で、こちらの知識・対策共に不足していました。

1、2戦目共に相手のライフに一切触れることができず、辛酸を嘗める結果となりました。

1戦目には先攻で《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》をエクシーズ召喚したものの、《H・C 強襲のハルベルト》《ヴェルズ・カストル》《ヴェルズ・ヘリオロープ》らのルール効果による展開を阻止できず、そのまま《ヴェルズ・オピオン》まで繋げられてしまったのが大きな敗因でした。

サイドデッキについても、今回は【シャドール】及び【クリフォート】の対策に寄せていたためヴェルズに有効なカードが余りなく、あらゆる面から見て完敗であったと思います。

【白黒シャドール】については、かねてより【シャドール】との対戦意欲が強かったため非常に勉強になる勝負を行えました。

1、2戦共にこちらが安定して《M・HERO ダーク・ロウ》+バック2枚前後という形を作れていた事もあり、大局的に見て終始こちらが試合をリードしていました。

相手もただやられてばかりではなく、メインから投入されていた《超融合》でこちらの《M・HERO ダーク・ロウ》を排除しながら《エルシャドール・ミドラーシュ》や《V・HERO アドレイション》を展開してくる等、かなり《M・HERO ダーク・ロウ》を意識した構築だったようです。

前述のとおりサイドデッキを【シャドール】対策中心に固めていて、それらが良い仕事をしてくれた事もあり、ストレート勝ちを収めることができました。

ただ、《奈落の落とし穴》《強制脱出装置》《鳳翼の爆風》らの除去カードをどのタイミングでどのカードに対して使用するかの見極めが難しく、今回は概ね正しい判断が出来たもののかなり思考時間をかけてしまったので、これについては対戦回数を重ねてもっと勉強したいと思います。

 

そういった感じで3戦が終了し、参加賞のトーナメントパックを貰いました。

中身は《墓地封印》と《トークン》(WCS2014)でした。

 

その後、友人と2人で受付から「レンタルデッキ」を借りてプレイすることに。

このレンタルデッキは【ゴーストリック】【ギャラクシー】等の比較的最近のテーマを中心に構築したデッキが全20種程度+【不動遊星】等のアニメ登場人物のデッキを再現したものが全10種程度の合計30種近い種類の中から任意のデッキを借りて対戦することができるものです。

また、テーマデッキについては禁止・制限カードリストに掲載されている全てのカードが採用されていないという少々変わった構築であったため、純粋にテーマのカードを楽しめる、ある意味で新鮮なデッキでした。

お互いに自分が知らないテーマのデッキをレンタルして、そのテーマについての理解を深めよう、という事で、私は今年の世界大会でも活躍した【武神】デッキ、友人は最新テーマである【DD】デッキを使用しました。

レンタルできる時間が30分と短い事に加え、お互いテキストもよく把握していない中でのデュエルだったためデュエル進行は正直グダグダでしたが、それぞれ【武神】【DD】がどのようなデッキで、どのようなカードを持っているのかをある程度把握しつつ楽しくデュエルすることができました。

 

そして、その日は偶々夕方より女性限定イベントが開催されるため、男性は営業終了時刻の1時間半前に撤収しなければならないという通達があったので、レンタルデッキを返却してステーションを後にした所で訪問録は終了です。

 

いかがだったでしょうか。一般的なKONAMI公認のTCG専門店と似ているようで少々異なる施設だということが少しでも伝われば幸いです。

今回はスタンダードデュエルのみの参加となりましたが、日時によってはフリーデュエルやショートデュエル、ノーリミットデュエル、貸出デッキ大会等の様々な形式の大会や、「遊戯王の日」には公認店同様にボスデュエル及びコンセプトデュエルも開催しているので、いずれ足を運んでみたいと思います。

 

また受付では対戦相手の募集を行ってくれるため、大会やイベント目的で1人で来たプレイヤーも開始時刻まであぶれる事なく遊戯王をプレイすることが可能です。

最近はカジュアルプレイヤー向けのイベントも複数開催されているため、カジュアルプレイヤー、トーナメントプレイヤー問わず遊戯王愛好家なら1度は訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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以上、コナミカードゲームステーション訪問録でした。

(遊星バイクに限りスタッフに許可をとり、第三者が入らないよう配慮した上で写真撮影が可能です)