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Casual Duel Consideration

遊戯王のカジュアル環境やデュエル動画についての考察記事を書いてます。

「名称指定カード」を混ぜる

カジュアル考察

あけましておめでとうございます。

レオオオオオです。

2015年に入り、早2ヶ月が経過しようとしていますが、皆様お元気でしょうか。

私生活の多忙で更新が滞っておりましたが、そちらは一先ず解決したので今後は改善される見込みです。

 

それでは今日の話をどうぞ。

 

名称を指定するサポートカード

遊戯王のみならず、様々なTCGにおいて「共通する特定のワードを名前に含むカード」を複数出し、カード効果にも同様に特定の名称を持つカードのみをサポートするものを用意する、というカードデザインの手法が用いられています。

プレイヤー間では「カテゴリ」「テーマ」「シリーズ」等という呼称が一般的です。

(本記事でも便宜上「カテゴリ」と呼ばせていただきます)

尚、名称指定効果そのものはないものの、ステータスや効果に共通性のあるカードの一部にも名前に共通性があるものがあり、それらも同様の呼称で呼ばれる場合がありますが、定義としては厳密には少々異なります。(「帝」「征竜」など)

遊戯王OCGにおける初出は第2期6弾である「Labyrinth of Nightmare -悪夢の迷宮-」にて登場した「死のメッセージ」群、と言いたいところですが、これらは《ウィジャ盤》によってのみ参照される専用カードであるので、実質的な初出は第3期1弾「新たなる支配者」の「墓守(旧:墓守の)」であると言えます。

 

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かつては絶対数の少なさも相まって、大会環境などで見られるのは【六武衆】【剣闘獣】などでしたが、シンクロ召喚登場直前である第5期終盤にて【ライトロード】が登場した前後から徐々に大会環境においてもカテゴリカード中心のデッキが名を連ね始め、現在では大会・カジュアル問わず、カテゴリデッキは日常的に見られるようになりました。

そういった中で、徐々に「2つ(以上)のカテゴリを組み合わせたデッキ」も生み出され始めることになります。

 

 

カテゴリ混合デッキ

2つ以上のカテゴリを組み合わせたデッキと言われて、皆様はどのようなデッキを思い浮かべたでしょうか。

かつて大会環境において名を馳せた【TG代行】【光天使シャドール】、カジュアル環境で少し話題になった【カラクリ極星獣】、融合素材に属性を指定するモンスターの登場で一躍混合カテゴリの立役者となった「E・HERO」を含むデッキなどは認知度が比較的高いのではないでしょうか。

 

これらのように他のデッキにタッチさせやすいカテゴリカードを採用することは「出張」「派遣」などと呼ばれる事もあり、2~3種類のカテゴリカードを纏めて「出張セット」と呼ぶ人も存在します。

特に《E・HERO エアーマン》はカテゴリカード出張の歴史の中でも最古参と言える1枚です。

(といっても当時は《E・HERO エアーマン》で《E・HERO エアーマン》をサーチし続けるだけの存在だったので、「カテゴリの出張」というイメージはほぼないかと思いますが)

 

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こうした「カテゴリの混合」は今日、カジュアル環境において特に研究が盛んであり、様々な組み合わせが日夜模索されています。

では、カテゴリを混合させることにはどのような意味があるのでしょうか。

 

カテゴリ混合のメリット

そもそも、なぜカテゴリを混ぜる必要性が生じるのでしょうか。

 

カテゴリデッキはそのカテゴリ内だけでデッキの動きが基本的に完結する一方、カテゴリによってできる事とできない事が明確に分かれている事と、デッキの動きが単調化し対策が容易にできてしまう事が弱点になります。

こうしたカテゴリ内での弱点を他のカテゴリで補うことができる場合があり、そうした場合にカテゴリの混合が行われることになります。

例えば、【代行者】は下級モンスターによるゲーム序盤の展開が通常召喚ありきになりがちになってしまうため序盤の速度が遅いデッキで、【TG】はシンクロ召喚ありきのデッキであるためシンクロ召喚できない状況になると脆く、また高いレベルのシンクロ召喚は行いにくいデッキです。

 

そこで、《TG ストライカー》《TG ワーウルフ》によるゲーム序盤の展開力の補強、《創造の代行者 ヴィーナス》による高レベルのシンクロ召喚の容易化、《マスター・ヒュペリオン》《大天使クリスティア》《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》などのシンクロ召喚に頼らないフィニッシャーの確保を目的としたのが【TG代行】という混合デッキです。

 

このようにメインとなるカテゴリの欠点をサブのカテゴリで補う、または互いが互いのカテゴリの弱点を補う形になるのがカテゴリ混合の基本となります。

 

また、【光天使シャドール】のように、融合などの素材となる場合を除いてカテゴリ同士の関連性がなく、カテゴリ単体のアドバンテージ獲得能力を評価されて混合デッキとなる場合もあります。

 

つまり、カテゴリ混合のメリットとは

・カテゴリAの欠点をカテゴリBが補完できる(またはその逆)

・カテゴリAとBを組み合わせる事で、カテゴリ単体でできなかった事ができるようになる

という点になります。

 

カテゴリのことをよく知ろう

では、カテゴリ混合のメリットを最大限に享受するために必要なことはなんでしょうか。

ここまで読んで頂けた方なら大体お分かりになるでしょうが、それは「カテゴリについてよく理解する」ことです。

あるカテゴリにどういう特徴があり、何が得意で何が苦手なのかを正しく理解することで、そのカテゴリの長所を伸ばす、または短所を減らすためにはどういう特徴を持ったカテゴリを組み合わせることが考えられるかが初めて分かってきます。

カテゴリ混合デッキの構築は、カテゴリ同士のパワーや相性、カテゴリ単体やデッキ全体でのバランス等、多くの要素を考慮する必要がある難しいものである一方、うまくまとまった際にはより強力でオリジナリティ溢れるデッキに生まれ変わる可能性を秘めているため、皆様も挑戦してみてはいかがでしょうか。

それでは。